埼玉県の学習塾進学塾サイン・ワンです。

本日のコラムでは埼玉県公立高校入試の数学について2019年度の公立高校入試問題の分析に基づいてお話します。

学校選択問題について

【概要】

大問の形式は2018年度の学校選択問題と同じつくり、難易度は前年度よりは少し上がりました。

証明・記述形式の問題が4問と一昨年度と同じ量になっているので、2018年度と2017年度のハイブリッド型と言えるのではないでしょうか。

今年度の問題も解きやすい問題と解きにくい問題が明確でした。

例年同様『“ 解ける問題” を正確に解く力』が要求されていると思われます。

また、いずれの問題も間違いやすい要素を含めています。内容をしっかり理解し論理的に解く力を要求されるのではないかと思います。

【問題構成】

大問5つ構成

大問1(配点45点)…(1)~(8) (4)と(8)は枝問2問 …計算問題3問+小問5問

大問2(配点11点)…(1)、(2)

大問3(配点10点)…(1)、(2)

大問4(配点16点)…(1)、(2)①、②

大問5(配点18点)…(1)、(2)①、②

▷証明問題は1問、記述形式の問題は3問の合計4問出題。 ※2018年度は2問出題。一昨年は4問出題

【トピック】

①平面図形・空間図形の大問
▷両方が同時に出題されるのは過去10年で初めての傾向。

②約束記号
▷私立高校の入試問題でよく見る『約束記号の問題』が出題された。

③不定方程式の出題
▷出題はH26 以来。過去の問題とは異なり解が複数ある問題。数Ⅰに繋がる内容。

④2年連続で出題されていた『定理の証明』が出題されず。
▷過去2年間で出題された問題はいずれも教科書レベルの内容。
バリエーションは多くないので、少し間を開けてからまた出題されるのでは。

⑤3年連続で四角形の折り返しの大問が出題なし
▷今年度は『円の折り返し』が出題された。

学力検査問題について

【概要】

単純な計算問題以外にも証明問題等、典型題も出題されました。

大問1(10)は学校選択問題と共通の問題ですが、選択肢の数が指定されているので、学校選択問題よりも解きやすい形式となっていました。

全体的に解きやすい問題と解きにくい問題が明確です。学校選択問題と同様で『“ 解ける問題” を正確に解く力』が要求されていると思われます。

また,解きにくい問題はすべて学校選択問題にも出題されています。

過去問演習の際には,学力検査問題でしか出題されていない問題を中心にチェックしていくのが良いです。

【問題構成】

大問4つ構成

大問1(配点51点)…(1)~(11)①,② …計算問題7問+小問4問

大問2(配点22点)…(1)~(4)      …(2)は作図,(4)は証明問題

大問3(配点10点)…(1),(2)①,②   大問4(配点17点)…(1),(2)①,②
▷証明問題は1問,記述形式の問題は2問の合計3問出題。 ※昨年度は2問出題。一昨年は3問出題。

【トピック】

①計算問題
▷1(1)~(7)…28点分あり、得点源として確実に押さえたい内容。

②関数の小問
▷1(10)…学校選択問題と同じ問題だが学力検査問題では選択肢の数が示されている。

③不定方程式の出題
▷出題はH26 以来。過去の問題とは異なり解が複数ある問題。数Ⅰに繋がる内容。

④独立した図形の証明問題
▷一昨年度からの形式。今年度も2(4)で出題。過去2年間も含めてすべて典型題。

⑤3年連続で四角形の折り返しの大問が出題なし
▷今年度は『円の折り返し』が出題された。

学校選択問題と学力検査問題の共通問題

【配点について】

完全一致の問題で51点
▷同じテーマだが問いが異なる問題で5点

過去2年間の形式では共通する問題でも「学校選択問題」と「学力検査問題」で配点が異なっていたが、2019年度は同じ配点になっていた。

▷昨年度よりも共通する問題が減った。
昨年度:59(57)点 一昨年度:58点(57)点  ※( )は学力検査問題での配点
過去2年間と比較してほぼ変わらず。今後も共通する問題は6割弱か。

 

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