【教務担当より】大学入学共通テストを分析するメディア
川口元郷校教務担当の中野渡です。
1月15日・16日で大学入学共通テストが実施されました。
コロナ対応の状況が大変な中、ここ1・2年の受験生は本当に大変だと思います。
そんな中ですが、共通テストの総志願者数は前年比99.1%と前年並みとなりました。
近年の傾向では、既卒志願者の減少により既卒性の割合が減って、現役生中心の入試となっているところです。
いろいろなメディアで共通テストの説明や分析を行っています。
小難しい解説のメディアが多い中で、京大芸人でおなじみのロザンさんのユーチューブチャンネルは非常に端的にわかりやすく説明しているので視聴をおすすめします。
(チャンネル→【驚愕】45歳宇治原の英語の実力)
ロザンの宇治原さんが、共通テストの英語の筆記試験を解いたところ100点中93点取ったそうです。
受験から離れてずいぶん経つのに本当にすごいですね。
しかし、ここで注目したいのが高得点を取ったことではなく、宇治原さんの共通テストについての分かりやすい説明です。
いろいろ内容がある中の抜粋ですが、
「英語というそのものの難しさは簡単になっている。単語や文法の知識は当時より簡単になっている。しかし、読み取りが難しくなっているので、総合的に点数はとりづらくなっている。」
とありました。実際に両方を解いた方の分析なので、とてもためになります。
そして、この動画で一番考えるべきポイントは本当の学力・本当の勉強とは何かついて考えられることだと思います。
宇治原さんは現在の入試傾向の対策を取らずに、過去自分がやった受験の貯金で高得点をとっています。真の学力を身につければ、出題者側が傾向を変えても対応できることが考えられます。
傾向と対策はもちろん大事です。
そして、それはとても即効性が高いです。
しかし、そればかりに振り回されず、勉強の本質を突き詰める重要性もしっかりと語らなければいけないと改めて思いました。
本当に学ぶことの本質をいつも話しているので大変勉強になります。
(今、みんなが学んでいることそのものが重要な宝です。)
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