想像力が大事!
こんにちは、進学塾サインワン東川口校です。
最近、国語力の低下が顕著に感じられます。
自分自身が国語を指導していることもあり、それが手に取るようにわかります。
その原因はひとことではあまり説明できませんが、
一つ言えることは『想像力の欠如』が関係しているように感じられます。
大人ならば文章を読んだときに、
文章には書いていない今まで習った知識や経験と結びつけて、
文章の内容を理解しようと試みます。これが想像力です!
でも、生徒(子ども)の場合、それが圧倒的に足りていないのです。
だから、多くの文章にふれて疑似体験をしたり、知識を増やすための読書したり
することが大事です。
≪ある中学生の話≫ ※これは私の教え子の話です。
国語の授業中に、この言動から読み取れる気持ちは何だと思いますか。
この問いに対して、生徒は次の四パターンしか答えません。
うれしい、悲しい、怒っている、楽しい
これが国語が苦手な子の現状なのです😢
このようにならないために
小説を多く読んで、その登場人物の心情を疑似体験することで、
心情語を増やすことが大事だと思われます。
つまり、経験がないならば語彙を増やすことをお勧めします。
そのための漢字学習です!
特にやってほしいのは対義語、類義語の学習です。
語彙をひとつずつ増やすことは難しいけど、
対になっている言葉や似たような言葉というような括りでまとめて学習することが
できれば、語彙は増えます。漢字検定でもその力は伸ばせます!
こういったことは中学生になってからではなく、
小学生のうちから行う必要があると思います。
東川口校では小学生のうちから語彙力の養成を行っています。
ぜひ小学生のうちから国語を受講して、語彙を増やしていきましょう。
次回は定期テストに関する記事を書きます。
進学塾サインワン東川口校より
担当:相関、西脇