【教務担当より】川口市立高等学校付属中学入試倍率
川口元郷校教務担当の中野渡です。
川口市立中学の2022年度入試の倍率がでました。
募集人数 | 志願者数 | 倍率 | |
男子 | 40 | 191 | 4.8 |
女子 | 40 | 227 | 5.7 |
全体 | 80 | 418 | 5.2 |
です。
昨年の全体7.3倍よりは落ち着いた倍率となりました。
しかし、簡単な入試になったわけではなく、ライトな受験層が回避しての倍率かと思われます。
上位の受験層はおそらくは変わっていないので、昨年同様の学力水準での合格ラインになると推測できます。
こちらの倍率動向は、ぜひ現小学5年生・小学4年生の方には知っておいて欲しい数字です。
次年度以降の倍率の変化はまだわかりませんが、依然として高倍率になることは想像できます。
昨年から始まった公立中学の入学試験。
私学の中学受験とは大きく考えるべきポイントは異なります。
個人的に思うポイントは、半分以上が思い通りにならない受験をどうとらえるかだと思います。
公立中高一貫校受験組は小学生とは思えないほどの勉強量をこなしました。
受験の選択をとらなければ、これほど勉強したでしょうか。
クラスの雰囲気を見ると「勉強をやらされている」という感じはしなかったです。
呼ばずとも自習に来るし、勉強するプリントをもらいに来るし、「自ら勉強する」雰囲気がありました。
なんなら、勉強することに対しての「明るさ」すら感じる雰囲気です。
(最後の授業にて。かなりの量勉強したのに、表情はみんな明るいです。)
しかし、全員に合格が出る倍率ではありません。
結果もまちまちになるでしょう。
この結果のとらえ方さえ間違えなければ、この公立中学の受験の選択自体は絶対に良いものだと思います。
そのあたりを考え、選択をしてもらえればと思います。
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