【教務担当より】スタートを切るという事
川口元郷校教務担当の中野渡です。
10月といえば運動会のシーズン。自身の娘が運動会ということで見学に行きました。
最初のかけっこで、ボーっとしていたのかスタートに出遅れます。(慎重派の娘なので、予想通りではありましたが…)
(少しぼかしをいれてますが、用意の時点で準備していないのがわかります。)
身長がかなり高いので歩幅が大きく足は遅くはないのですが、スタートの出遅れを挽回できることなく最後でゴール。
スタートが遅いことは、後で挽回を必要とする場面が多いです。
授業でも、板書を写し始めるスタートがワンテンポ遅い生徒がいます。そのワンテンポ遅いがゆえに、演習が遅れたり、大事な解説の部分でまだ一生懸命ノートを写していたりとあまり得なことはないように思います。
足の速い遅いは個々の能力の差はあると思います。しかし、一流選手同士の争いでない限りスタートを切ることの能力の差異はほとんどないはずです。端的に言えば、行動の始動を早くすることは誰でもできるはずです。
誰しも、「17時になったらやろう」とか「少し休憩してからやろう」とか思ったことはありますよね。
でも、思った時から行動した方が明らかに有利ではありませんか。
よく、「どうすれば成績が上がりますか」「効果的な勉強はありますか」と相談を受けますが、一番手っ取り早いのは「まずは、行動の始動を早くする」ことだと思います。本当ならば、誰にでもできることのはずです。
スタートを早く切るためには、準備も必要です。
授業の前に少し早く席について、次の予習をする。
早く席について確認テストの準備をする。
ノートを出しておいて、いつでもノートが書けるように準備をする。
先生が書き始めたら、すぐノートを書いて解説を聞く余裕をつくる。
そんな積み重ねが、劇的な差になるのではないでしょうか。
スタートが遅いともう取り返しがつかないことになるかもしれませんよ。
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