みなさんこんにちは。埼玉県の学習塾、進学塾サイン・ワンです。

2020年も進学塾サイン・ワンをよろしくお願いいたします。

今回の小学生コラムは前回お話しました、作文の書き方についての続きをお話します!

前回のコラムのサマリー

□作文と随筆文と論文の違い

作文とは、「経験したことへの感想」を書いた文章であり、

随筆文とは、「経験や知識」に対するアイデアや思いつきがあり、それを秩序立てて考えを進めた文章

論文とは、テーマに対する自分の意見を述べ、その理由を書き表す文章

どの文章にも、書き手の意見や感想があり、その意見や感想を述べるにいたる「経験」や「知識」があることが共通点。

違いは・・

作文→随筆→論文になるに従って、「自分の意見が主観的なものから客観的なものになる点」と、「秩序立てて考えを述べるという点」

□高校入試で問われる作文

埼玉県公立入試で問われている作文の出題傾向をまとめると以下のようになります。

1.テーマがある(資料の読み取り)

2.自分の考えを書く

3.自分の考えの根拠を体験にする

4.秩序立てて考えを進める(段落や構成に注意する)

この文章のジャンルは、いわゆる「作文」というよりも、随筆や論文の間にあるもの。

高校入試で問われる「作文」は「小論文」に近いものと言える。

作文を書く際に意識すること

人は何を通して経験をするのでしょうか。それは「視覚」「聴覚」「嗅覚」「味覚」「触覚」の五感です。

この五感に事実と感想を交えながら、文を書いてみましょう。

 

1)作文例1

「①今日は、学校で早朝のマラソン練習をした。②だから外が暗い③朝の5時半に家を出なくてはならなかった。④とても寒く、⑤通学バスを待っているときは⑥手が悴んで⑦辛かった。⑧バスのライトが遠くに見えたときは、⑨ホッとしたものだった。」

 

①~⑤を「五感」と「事実」と「感想」に大雑把に分けると、

①事実 ②視覚 ③事実 ④触覚 ⑤事実 ⑥触覚 ⑦感想 ⑧視覚 ⑨感想

となります。

まずは、このような文章でよいのです。

 

面白い文を書く人は、文をデフォルメ(誇張)します。では、この文をデフォルメさせてみましょう。

 

2)作文例2

「今日は、学校で早朝のマラソンの練習をする。だから、太陽もまだ寝ている時間帯に家を出なくてはならない。私の頭も睡眠中である。なぜなら、いつもよりも1時間早く家を出るのだから。外は雪が振りだしそうな寒さで、バスを待っている間は、爪先から頭のてっぺんまで凍るほどだ。遠くにバスのライトが見える。地獄に仏ってこういうことだと思う。」

 

いかがですか。デフォルメすると、「辛い」という心情語の直接表現を使わなくてもよくなります。

文脈から辛さが分かるからです。

間接的心情表現や情景描写や比喩を駆使すると、文学的な文章となります。文を現在形にすると、臨場感が出す効果もあります。

しかし、最初からこのように書こうとせず、「事実」と「感想」を織り交ぜながら書くことを心がけましょう。

世界は言葉・思い出も言葉

人は日々何かを思っています。そして考えています。煩悩もあるはずですね。

「何も考えていない」とか、「考えられない」と言う状態である人は、少なくとも、このコラムを読んでいる方の中には、または、この記事を読める方の中にはいません。

目に入って、意識したら言葉になっているはずです。日々思ったことを、文字にすると、世界が広がります。

聖書の中に「はじめに言葉ありき」という有名なフレーズがあります。「光あれ」と言ったら光ができた。

言葉にしてはじめて、それを認識するということです。

 

視覚→脳→「眩しい」「山がある」「青色」

聴覚→脳→「ビュービュー」「トントン」

触覚→脳→「痛い」「くすぐったい」

 

カギカッコの中のものは全て言葉です。記憶に残っているものは、脳で言語化されているものがほとんどです。

あるテーマに沿った文を書く場合は、素材を集めて、それをまとめて、自分の考えを書いていくという手順となります。

 

進学塾サイン・ワンの作文への取り組み

ここまででお伝えした通り、五感を通して、人は経験します。従って、「読む」ことも経験の一つです。

時事・記述・作文ゼミでは、読売KODOMD新聞を教材にして、「新聞記事をまとめる」、「感想を書く」、そして、「自分の意見を述べる」という手順で記述・作文力を養成します。

その手順の中で、記事を書いた記者が、その記事について説明する動画を3分ほど視聴します。

また、生徒が書いた文章を、担当がその場で添削して、その添削した文章を清書するという点も大きな特長です。

入試や中学校の定期試験で出される時事問題は、時事問題対策をすれば良いというものではなく、その本質は、社会に興味・関心を持つことです。社会の出来事について興味を持ち、その出来事に対して意見や感想をしっかりとした言葉で述べることができる子どもを育みます。

作文講座の様子

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